とても些細なことですが、それでいて非常に大事なこと。
「スマートフォンの充電時間」
スマートフォンに限った話では無いですが、充電時間と言うものはその性質上待つしかない上にかかる時間もそれ相応なのが常々辛いところ。
私は過去を遡ると、
初代Xperiaよりスマートフォンを使い始めその後EVO3D→HTCJと利用しています。
しかし本体の性能は向上する一方で充電時間に関してはさして変わらない・・・どころかバッテリーパックの容量上昇に伴い長くなっていると言っても過言では無いのが実態
・・・と前置きが長くなりましたが
要は、充電時間を短くするためにはどうしたら良いの?という話
まず、そもそものスタートラインとして
USBという規格、その仕様を知るところから始まります。
USBの各世代[編集]
USB規格は、最大転送速度の向上などを求めて何度か規格が拡張されている。これらは1.1から3.0まで上位互換であり、機能や性能が下位規格に縛られる事を除けば、下位規格品と上位規格品を接続しても正しく動作する事が求められている。
規格名 | 仕様発行日 | 最大データ転送速度 | 給電能力(5V) |
---|---|---|---|
USB 1.0 | 1996年1月 | 12Mbit/s | -- |
USB 1.1 | 1998年9月 | 12Mbit/s | -- |
USB 2.0 | 2000年4月 | 480Mbit/s | 500mA |
USB 3.0 | 2008年11月 | 5Gbit/s | 900mA |
USB 3.1 | 2013年8月 | 10Gbit/s | 1000mA |
※Wikipediaより抜粋
とあるようにUSBはもともとDC5V/500mAの出力で始まっており、
加えてスマートフォンの接続に関しては現在もUSB 2.0での接続が主流です。
以上を踏まえてここからが本題なのですが
充電に置いて必要なのは当たり前ですが電気でありW(=電力)です。
今回のUSBという規格の電圧がDC5V(=電圧)に電圧が固定されている以上、
W(=電力)を上げていくにはA(=アンペア)が必要です。
噛み砕いて言うと
スマートフォンの電池パック=水槽
DC5V=水道の太さ
A=流れる水の勢い
一般的に市販されている充電器やUSBからの充電は上記の表にもある通り
500mA~1Aのものが多いです。
ですがこれだと昨今の大容量の電池パックを充電するのには非常に時間がかかってしまいます。では当初の目的の急速充電をするためにはどうすればよいか?
もうお察しの通り、
要はUSBの電圧が決まっている以上もっと高電流(Aの大きい)出力を持つ充電器使えばいい
要はUSBの電圧が決まっている以上もっと高電流(Aの大きい)出力を持つ充電器使えばいい
のです。
ここから先は私の経験談です。
初めはPCと繋いでの充電であったりXperia付属(700mA)の充電器を利用していましたが
まぁ・・・ここまで読んで頂いた方はわかると思いますが、物足りない。
充電を必要とする機器も増えてきたので
この製品は4ポート兼合計出力2Aの製品です。
発売当時としては高出力(ただし1ポートでの出力は最大1A)高容量な製品で魅力的で、
我が家でも最近まで活躍してました。
が、少々ヘタってきて挙動が微妙になったのと
前述の高速充電を考えた際に1ポート辺りの最大Aが1Aでは物足りなくなってきたので
今度はこちらを購入。
1ポート辺りの最大Aは2.1Aで合計出力は4.2Aの製品です。
今まで使っていたモデルを単純に倍にしたような製品。
2.1Aクラスになると、1Aでは出来なかったタブレットの充電などにも対応できるようになるので、そのメリットは非常に大きなものがあります。
が、しかしここで問題発生
私の使っているMicroUSBケーブルがおそらく2.1Aの出力に対応しておらず
その真価が発揮できていないご様子。
色々調べたところ
この辺りが良さそう。
私はちなみに2m無いと困る人なので後者を購入予定。
充電スピードが向上したら簡単に記事にしたいですね。
というか、一つ思ったのが
最近モバイルバッテリーでも高出力を謳っている製品を見かけますが
みなさんケーブルどうしてるんですかね?
意外とその恩恵に与っている人って少ないのかもしれません。
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